記事No.25 精神疾患とは 全般性不安障害(GAD)と克服法

精神疾患

全般性不安障害(GAD:generalized-anxiety-disorder)とは

1980年以前のDSMにおいては不安神経症と呼ばれていたものが、「全般性不安障害」と「パニック障害」に分類されたものです。
不安障害には、パニック障害、社交不安障害(SAD)、恐怖症といったものがありますが、これらは、ある特定の場所、場面に遭遇した時に起こるものに対し、全般性不安障害は、過剰な不安が理由もなく、全般的、持続的にある状態をいいます。

・新しい部署やクラスになった。上手く馴染めるか不安
・試験があまりいい出来ではなかった。不合格になってしまうのではないか?

といった不安は誰でもあるものですが、全般性不安障害では、慢性的に得体のしれない不安が続くものです。
精神医学的には、 不安な状態が6ヶ月も続き生活に支障がでている症状を全般性不安障害といいます。

全般性不安障害(GAD)で起こる症状

全般性不安障害(GAD)の6割以上はうつ病を併発しているか、あるいは将来発症すると言われています。
不安は過覚醒状態であり、パニック障害、恐怖症(広場恐怖症、特定の恐怖症)も併発しやすく、不安を和らげようとアルコールを飲酒する人も多く、アルコール依存に陥りやすい症状でもあります。
慢性的な疲労や不安が続くため、無駄な時間を費やし、自分でもなかなかコントロールできない状況が続きます。
不安症状が日中生じているために、緊張感が取れないことにより、筋肉の硬直、頭痛や肩こりなどの症状や、消化器症状や耳鳴りといった自律神経失調症や不眠症を伴うことが多いです。

精神的症状

・常に心配でたまらない
・疲れがとれない
・集中力がなくなる
・いらいらする
・よく眠れない
・気分が落ち込む
・記憶できない

身体的症状

・頭痛、しびれ感
・肩こり
・筋肉の緊張
・ふるえ、もうろうとする感じ
・めまい感
・下痢
・自分の身体ではないような感じ
・悪寒や熱感
・動悸、息切れ
・のどのつかえ、吐気

全般性不安障害(GAD)の発症

全体人口の約5%つまり、20人に1人が発症し、女性のほうが男性の2倍ほど高いと言われています。
発病は10代半ばからが多く、どの年齢でも起こりうる障害です。
不安障害は、パニック障害、社交不安障害(SAD)ともに、小児期の家庭環境(親の過保護・過干渉、逆境体験)、愛着障害、PTSDといった過去の潜在的要因で起こりやすい傾向があります。
PTSDを受け、悩みを抱えやすく内向的な人、HSPのような感受性が強い人に多く、長い間無意識に蓄積されたストレスが、過覚醒を引き起し、交感神経優位の状態となって、なんらかのきっかけとして引き起しているものと考えられます。
また、不安障害は、感情を司る脳の扁桃体が活性化している状態です。
この活性を抑制するのが、前頭前野ですが、扁桃体の活性度が前頭前野で抑えきれない状態になると、交感神経が高まり、あがり症、社交不安障害だけでなく、不安障害全般に影響してくると考えられています。

扁桃体が過剰に反応する、あるいはすぐにスイッチが入ってしまう、誤作動を起こしてしまうという場合には、不安や緊張が極度になりがちです。扁桃体のこのような現象は、あがり症・社会不安障害だけでなく、不安障害の全般にも生じていることであると考えられています。
そのため、不安全般的な症状を改善するには、副交感神経を高めて扁桃体の活動を抑制していくことが効果的な取り組みとなります。

赤い部分が扁桃体

精神科における治療法

全般性不安障害(GAD)、社交不安障害、あがり症、不眠症など交感神経優位の処方に関しては、アドレナリンの分泌を抑制するため、ベンゾジアゼピン系の 抗不安薬、抗うつ薬といった向精神薬が処方されることが多いです。
ベンゾジアゼピン系(デパス、ソラナックス、レンドルミンなど)の薬は、1960年に無害の奇跡の薬として登場しましたが、依存性の強さや脳障害を引き起すことが過去から知られており、海外では長期服用が禁止されています。


日本は処方量が最も消費量が多い国ですが、安易に処方されており、またその有害性についても知らされていないため、ベンゾジアゼピン被害も増加しています。
処方は短期間(1カ月程度)であれば効果的ですが、依存性によってほぼ毎日何十年も服用している人も多く、急に断薬することで離脱症状を起こし、パニック発作を起こす危険性があるので、減薬は慎重する必要性があります。

全国ベンゾジアゼピン薬害連絡協議会
ベンゾジアゼピンによる副作用の被害について対応及び被害を問う

薬を使わずに全般性不安障害(GAD)を克服する方法

基本的に、全般性不安障害は交感神経優位の状態の過覚醒状態であるため、不眠症や社交不安障害(あがり症)と同じスタンスで取り組んでいく感じになるかと思います。

自己催眠療法で薬を減薬・断薬し、自律神経を整える

抗不安薬などは、服用量が増すほど交感神経を高め、不安を増強させていきます。
そのため、まず減薬して薬の服用をなくしていく必要があります。
しかし、服用量が多いほど離脱症状の反動が大きくなるので、そういった方は体調を管理しながら徐々に減薬をしていってください。
当催眠療法は、離脱症状や副作用の抑制効果もあるので、減薬する際にはその症状を緩和し断薬することも可能となります。
1週間間隔で5回程度を目安に実践していってください。 (服薬量が多すぎる方は時間をかけ、自己管理のもとで行うか、医師の元で徐々に減薬して行ってください。)

19歳 女性
うつ病、視線恐怖症、対人不安、集中力がない、PTSD、何のために生きているのかわからない。
当催眠療法のみの効果で劇的に症状が改善可能です。

マインドフルネス音声を利用(メンタル改善プログラム用)

プログラムにある「マインドフルネス用音声」を利用すると、リラックスして気分が和らいできます。
眠れないとき、あるいは眠る前に利用してください。

呼吸法で副交感神経を高めていく

眠りにつけないのは、交感神経が高まり不安が強い状態であるので、なるべく副交感神経を高めていく取組をしていくとさらに効果的です。
そのため、手軽に取り組める呼吸法を日常から取り組んでいくと、セロトニンも分泌されリラックス効果が高まっていき不安感が低減していきます。

肩甲骨体操やストレッチ運動で身体をほぐす

交感神経が高まっているときは、筋肉が無意識に緊張しています。
そのような状態では、身体の可動領域が狭くなり、呼吸が浅く深い深呼吸ができないためリラクゼーション効率が低下した状態となっています。
肩甲骨を中心にしたストレッチ運動を行っていくと、呼吸が深くなり不安や緊張感がほぐれてくるようになります。

アロマを利用する

花や樹木などの心地よい香りは、直接大脳辺縁系から自律神経中枢部へ伝わり自律神経を整えてくれる作用があります。
眠るときに、部屋にお香やアロマポッドなどで良い香りで満たしておくと不安や緊張がほぐれ、悪夢や嫌な記憶を思い出すことを回避してくれます。
また、お風呂に浸かるときに利用するのもいいでしょう。

全般性不安障害(GAD)に効果的な催眠療法(ヒプノセラピー)

https://mind-create.com/

https://mind-create-ehime.com/

愛媛松山催眠療法(ヒプノセラピー)のMind Create
~潜在意識のコアから改善 新しい自然治癒療法!~

当催眠療法では、薬を利用せずに副作用もなく、精神状態を即効で高めてくれる画期的な自然療法です。
軽い鬱症状から、治りにくいとされるメランコリー親和型以外も短期克服可能です。

うつ病(メランコリー、ディスチミア)、双極性障害Ⅱ型、解離性障害(離人症)、全般性不安障害(GAD)、社交恐怖症(SAD)・あがり症、パニック障害、HSP気質、慢性疲労症候群、リストカット、視線恐怖、不眠症、摂食障害など自律神経失調に関わることの多くは改善可能です。

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